京都の岡崎方面にある名勝、無鄰菴(むりんあん)を訪れました。
京都といえば寺社仏閣が史跡のメインではありますが、この無鄰菴は明治に作られた別荘ということです。
豊富な琵琶湖疎水の流れを生かした庭造り
南禅寺に行かれたことのある方は、きっとその豊富な水流を見たことがある方も多いと思いますが、京都には琵琶湖から水を引いており、ちょうど南禅寺付近を通っており、この無鄰菴の付近はその水の利をいかして、当初は工業団地を造る計画があったそうです。しかしその計画がなくなったため、この辺りは別荘地として活用することになったようです。
というわけでこの無鄰菴の庭園は水流を生かした庭造りになっています。
気のせいか植物たちもみずみずしく潤っている感じがします。
簡素なつくりの母屋と、煉瓦造りの洋館
和風の母屋は、簡素なつくりながらも細かいところにこだわりが見られます。
母屋ではお抹茶もいただくことができます。残念ながらこの後に個人的なビッグイベントが控えていたのでこの日はいただきませんでした。
煉瓦造りの重厚な洋館は、明治の空気がそのまま残っているような感じでした。
アクセスなど
住所
京都市左京区南禅寺草川町31
地下鉄東西線蹴上駅から徒歩約7分
開場時間
4~6月、9月~10月 8:30~18:00
7~8月 7:30~18:00
11月 7:30~17:00
12~3月 8:30~17:00
入場料
410円
お抹茶 お菓子付き
600円
HP
※2017年11月時点での情報です。
近くには南禅寺や京都市動物園、京都国立近代美術館などもあります。ついでに足をのばしてみてはいかがでしょうか。