京都、四条大橋の混雑を避ける迂回ルート

近年ますます観光客が増えて混雑してきている京都ですが、阪急電鉄の河原町駅から建仁寺、高台寺、ねねの道方面へ徒歩で向かう際、覚えておいて損はない空いているルートを、今回は紹介したいと思います。

とてつもない混雑の四条大橋

京都に観光に行かれる際、阪急電鉄の河原町駅からアクセスされる方も多いと思います。

大阪梅田から特急(ほぼ10分おきに運行)に乗れば、40分ほどで到着し、歩いて行ける範囲に観光スポットも多く、個人的にもかなり使い勝手のいいアクセス方法だと思っています。

帰る際も、始発駅になるので、座れる可能性が高いのもポイントです。

ここを起点に、祇園、東山、岡崎方面などに向かわれる方も多いと思いますが、その際必ず渡る必要があるのが鴨川です。

河原町駅から出ると、目の前を四条通りが走っていますので、必然流れに沿って四条大橋を渡ることになります。繁華街のすぐそばに、四季の移ろいを感じることのできる大きな川が流れているのも、京都ならではの風情を感じることのできる魅力ではありますが、この橋と、その先の川端通との交差点付近は、非常に混雑しています。

特に橋を渡った方の多くが、そのまま川端通を横断して祇園方面や京阪電鉄の祇園四条駅へと向かいますので、その信号待ちの付近はそれはもう大変な状況です。信号が青になって横断歩道を渡り始めたのはいいものの、人がつかえて信号が赤になっているのに渡りきることができない、なんて危険なこともざらです。

こんなに人が多いのには、以下のような理由が考えられます。

  • 前述したように河原町駅を起点にそれぞれの観光スポットへ向かうルートになっている。
  • 阪急電車から京阪電鉄の祇園四条駅に乗り換える際、地下の連絡通路などがないので、必ず一度地上に出て四条大橋を渡る必要がある。
  • 京阪沿線の住民が、繁華街である河原町周辺に通勤、通学、買い物や遊びに来る際、一つ北の三条とともに、祇園四条が最寄駅になるため。

これだけの人が利用するルートなので、それは混雑するわけです。

祇園以南に行くなら空いている団栗橋ルートをおすすめ

そんな四条大橋を避けるべく、開拓した(?)代替ルートが下記になります。

特に祇園より南側の高台寺、ねねの道、清水寺方面に行くなら遠回りになることもなくおすすめです。

赤い矢印のルートが、四条大橋を通るルートです。

青い矢印のルートが、比較的混雑していないルートです。

行き方としては、阪急河原町駅の「1B」出口を出て、そのまま右にUターンするような形で高瀬川沿いの細い道をしばらく進むと、左手に橋が見えてきますので、そちらに曲がると鴨川を渡ることができます。

細めな道ですが歩いている方も少ないので、こちらの方が大分ましかと思います。

そのまま川端通を横断してまっすぐ行くと、建仁寺の脇を通って花見小路に抜けます。インスタ映えする古都の路地裏ですが、この辺の道は狭いわりに食材などを納入する車などの交通量がかなり多いので、写真を撮ったりする場合は周囲に十分気をつけるようにしましょう。

なお、ここまで書いておいてなんですが、四条大橋も有名な撮影スポットですので、初めて訪れる方なら、行き帰りのどちらかだけ通るというのもありでしょう。

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